Blog

2022/02/03 23:41


kokorotocacaoの心の部分、江谷心です!

人生で一度だけ作ったチョコレート細工ともに

今日はよく聞かれるなぜパティシエを目指したのか、についてとこれまでの経緯を、長々とお話しします笑

そんな大層な人生ではないですが、夢をひたすらに目指してきました。是非読んでいただけると嬉しいです😆


パティシエになろうと思ったきっかけってなに?って聞かれてパッと出てくるのがなく、今までの周りの環境や出来事がこの方向に連れて行ってくれた感じです。


では!物語の始まり始まり〜




始まりは幼稚園の頃、母が仕事であまり家にいなかったのでおばあちゃん家にいる事が多かった、その時鍋をもって料理を作る真似をよくしていたらこころちゃんはコックさんになったらいいねって言われ、そんな些細な一言から料理という世界に興味を示し始めました。

時は過ぎ小学校になる頃には料理という世界を忘れてました。2年生の頃には適当に将来の夢は忍者って書いたのを覚えてます笑

ナルトが流行ってたからでしょうか笑

そのままみんなの将来の夢と合わせてテニスをやったこともないのにテニス選手になりたいとか書いたりもしてました笑


小学の卒業作文で、将来の夢をテーマにしました。本当にやりたい事は何かを本気で考えた時にコックさんという単語がふと出てきました、忘れていたのはこれだ、と思いました、コックさんになって具体的にやりたい事ってなんだろう、とりあえずフランスに行っみたり、犬を飼いたいな、みたいなアバウトな将来の夢でした

中学生の頃からは夢は変わらず料理人、何が作りたいとかはなく、料理人になるから勉強とかいいやーって何気なく過ごしてました、高校受験の頃になると勉強してなさすぎて高校に行けないと言われました笑

通信簿は2がならんでアヒルの行列だと笑われました笑

料理といっても幅が広いしとりあえずフランスの料理とはどんな世界なんだろう、その疑問が湧いてからすぐにインターネットで調べました、皿盛りがとても美しく、心から惹かれました、こんな料理を作れるようになりたい!と思い、できる料理からやってみようと思いチャーハンを作ってみました、なんとなくうまくできました、その時に疑問が一つ出ました、このチャーハンと明日作るチャーハン、分量を測って入れたとしても、火の温度、気温、米の炊き方で味の誤差が出るんじゃないか、お客様へ同じ味が出せるのか、そんな事を考えてると料理人に本当になりたいのかって疑問が出ました笑

パティシエも料理人も同じクオリティを出し続けることが仕事だと気づいたのは遅かったです笑


中学生の頃からは母が家でたこ焼き屋を営んでいました、お店でパウンドケーキを作って販売してました、そんな日常を何気なく過ごしてた時に、そういえばお菓子は分量きっちりだ、あんまり誤差はないんじゃないか!それならお菓子にしよう!こんな思いつきからお菓子の事を調べました。すると出てきたのが飴細工です、これぞ食べれる芸術だ!もうパティシエ路線を即決しました笑

高校はいいから専門学校に行かせてください!そういうと、いいよーどこ行きたいか調べや、とひとこと、調べてみると高卒認定が必要と書いてました。あ、これ、人生おわたーと一瞬思い、もう両方いいからフランスに行かせてくださいと言いました、すると高校2年生まではかなり背も低かったのであんたみたいなちんちくりん誰が雇ってくれるねん!と怒られました、思い出作りするつもりやと思って高校だけは行きなさい、母とバチバチに喧嘩しました、今でも過去最大の戦いだと思います笑

その思い出づくりの三年すらも惜しいと思うくらいパティシエになりたかった笑

そして母の許す最低ラインの高校を受験し、先生全員に受からないからやめてくださいと言われながら受けたら受かりました笑

これが僕の人生初奇跡です笑

そして最高に楽しい高校3年間を過ごしました笑

高校行く事を泣きながらでも説得してくれた事は

今でも1番感謝している事です。

そして卒業し待ちに待った専門学校

飴細工を授業でやりました、食べれる芸術だと思ってたけど、この飴、食べれたもんじゃないな、そう思いチョコ細工に興味をもった時期もありました、

授業でパティスリー巡りに行きましたそこで待ち受けていたのは、美しく並ぶケーキ達、ナイフを入れ中を覗くと美しい層、そして美味しい、その時授業で作るお菓子と家庭で作るお菓子しか知らなかった僕は五感を使う芸術だ、、と衝撃でした。そこからはもう細工やりたいとかそんなのほったらかしで美味しく美しいお菓子を作りたい!その気持ちでいっぱいでした、

そして専門学校半年目の時に町のパティスリーでシェフに働かせてください!と頼み込みオーブンを見る係をさせていただきパティシエ人生がスタートしました、パティシエは職人とよく言います。朝6時に仕事に行き、オーブン、掃除、8時には出て学校に行き終わると片付けに出勤の連続、卒業し入社してからも本当にきつかった笑

気持ちに体が追いつかない、軽い精神病になって辞めちゃいました、

そこから一週間くらいぼーっとして過ごしました

気づいたらパティシエの求人サイトを見てました、

僕のやりたい事ってこれだけなんだ。

それなら

今は大変だけど早く独立して周り丸ごと幸せにしたい!

そんな思いを強く抱いて再出発しました、この一週間の軽い挫折は今にたどり着くまでにとても大事な時間になりました、そして手持ち少ない1500円で履歴書と切符、証明写真を撮って面接に向かいました。

そして今まで沢山のお菓子屋さんで学び働かせていただきました。独立にはお金がいる!そう思い働いた後に派遣バイトに行ってた時期もありました笑

その時国家試験も控えていてかなりきつかったのを覚えてます笑

僕の中で輝く綺麗な場所で働くことよりもどんな仕事ができる場所か、どんな技術が身につく場所か、かっこよさよりも泥臭さをとってきました、独立という目標をただひたすら見つめて。

最後まで読んでくださりありがとうございました!!

次はこれから、について皆様にお話しさせて頂きたいと思ってます!

そちらもご覧くださるととても嬉しいです!!よろしくお願い致します。

Blogトップへ
Copyright © kokorocacao. All Rights Reserved.